2026/04/09 12:29

はじめまして、杉並スマートファーム(SSF)です。 
初めての投稿なので、少しだけ自己紹介をさせてください。 
私たちは有機農業がさかんな茨城県石岡市で、農薬・化学肥料を使わずに、だれもが安心して食べられる(=自分も食べたいと思えるような)野菜・果樹をつくっています。 

SSFは株式会社ベテルのグループ会社であるベテル未来の農業事業部から生まれました。 
半世紀にわたってベテルを率いてきた鈴木英一会長が、ベテルの経営から退き、新たに立ち上げた会社です。 
鈴木家はもともと会長の父親が農家で八百屋も営んでいたそうなので、原点に戻ったと言えるかもしれませんね。 

さて、SSFが小さな小舟で農業という大海に漕ぎ出したのは、2020年。 
コロナ禍の真っ只中でした。 
ふりかえれば、そのときには、大海にこんな試練と冒険が待ち受けているとは思いもしませんでした。 

かつて「果樹王国」といわれた石岡地区も世界的な潮流の例外ではなく、農業人口の高齢化が進み、後継者が不足しています。 
私たちはまず、廃業した梨園を引き継ぐことになったのですが、そこでさっそく壁にぶち当たります。 
梨を育てるためには栽培期間中に何度も農薬散布が必要となります。 
防塵・防毒マスクをつけて作業しても、散布するたびに作業者が体調を崩してしまいました。 

実はこのつまずきが、SSFの方向性を決定づけることになるのです。 
そこからは梨の栽培を諦め、いちご・ぶどう・マンゴーなどのハウス栽培を始め、試行錯誤を積み重ねて、ようやく農薬も化学肥料も使わずに生育し収穫することができるようにかりました。 
それでも害虫や苗の病気との戦い、思ったように収量が上がらない悩み、逼迫する資金繰りなど、今でも七転八倒しながら農業を続けています。 

今回はこのあたりにして、続きはまた別のブログで綴ります。