2026/04/18 13:33

「ムクナ豆」という言葉、みなさんは聞いたことがありますか? 

もしかすると「八升豆(はっしょうまめ)」なら聞いたことがあるかもしれません。 
回はそんな「ムクナ豆」「八升豆」についてお話します。 

八升豆は日本古来の豆で、江戸時代までは食用としてよく栽培されていました。 
その語源は、1粒から8升の豆が収穫できる(すごい量!)からという説と、八丈島から伝わった「八丈豆」に由来するという説があります。 
八升豆は、学名Mucuna(ムクナ)属の品種の一つです。 

ムクナ豆はインド原産とされていて、東南アジア各地には多くのムクナ属植物が分布しています。 
現在、日本では昔ながらの八升豆と、フロリダ・ベルベットビーンの2種類が主に栽培されています。 

ムクナ豆は夏に濃い紫色の花を咲かせたあと、大きなサヤをつけます。 
サヤの形状はソラマメに似ています。 
豆が熟する前に、ソラマメや枝豆のようにゆでて食べることもできますが、保存が効くようにするには、豆が熟してサヤが黒くカチカチになってから収穫します。 
十分に乾燥させたあと脱穀した豆は灰白色(フロリダは黒色も含む)で、大豆よりもかなり大きいです。 

 ムクナ豆はL-ドーパというドーパミンの素となる物質を多く含むことから、近年、健康食として脚光を浴びるようになりました。 
パーキンソン病や認知症予防の分野で研究が進められています。 
薬ではなくて食品として摂取できて、日々の健康習慣としていけたら、こんなにいいことはないですよね。 

そこで私たちがつくったムクナ豆生豆や焙煎きな粉の出番です! 
ムクナ豆の食べ方については、また改めてご紹介します。 

*参考資料 
藤井義晴「ムクナ豆(ハッショウマメ)の起源・栽培方法・機能性と今後の展望」(鯉淵研報35)